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正しい点呼で違反を防ごう~運送業における正しい点呼とは~ コラム3画像

運送業における点呼実施違反の罰則(2020年5月時点)

点呼を実施しなかった場合や、点呼記録に不備があることが判明した場合は、どのような行政処分が下されるのでしょうか。
トラック(貨物自動車)の罰則を抜粋します。

トラック(貨物自動車の場合)
点呼の実施違反(点呼が必要な回数100回に対して)

違反行為 初違反 再違反
未実施 未実施19件以下 警告 10日車
未実施20件以上49件以下 10日車 20日車
未実施50件以上 20日車 40日車
不適切 一部実施不適切 警告 10日車
全て実施不適切 10日車 20日車

違反点数 10日車=1点

1.補助者の要件を満たしていない者が実施した場合は、点呼未実施とする
2.運行管理者・補助者の自己による点呼は、点呼未実施とする
3.点呼を対面によらず電話その他の方法で実施(運行上やむを得ない場合を除く)した場合は点呼未実施とする
4.実施不適切とは、実施事項に不備がある場合をいう
5.未実施と実施不適切とが混在する場合、基準日車等の大きい方により算定する

点呼の記録違反

違反行為 初違反 再違反
記録 一部記録なし 警告 10日車
すべて記録なし 30日車 60日車
記載事項等の不備 警告 10日車
記録の改ざん・不実事項 60日車 120日車
記録の保存 一部保存なし 警告 10日車
すべて保存なし 30日車 60日車

違反点数 10日車=1点


また、点呼の際に酒気帯びの確認に必要なアルコール検知器に関しても不備があった場合には、厳しい罰則があります。

トラック(貨物自動車)、及び貸し切りバス(一般貸切旅客自動車)共通違反

違反行為 初違反 再違反
アルコール検知器の備えなし 60日車 120日車
アルコール検知器の
常時有効保持義務違反
20日車 40日車

違反点数 10日車=1点

1.常時有効保持義務違反とは、正常に動作しないアルコール検知器により、酒気帯びの有無の確認を行った場合、またはそれを理由に酒気帯びの有無の確認を怠った場合をいう


【違反点数とは】
違反点数は営業所に対して付し、運輸局単位で累計します。累積期間は原則として3年です。
この間に違反点数が累積すると、事業の許可の取消しや事業の停止、違反事業者名の公表など、厳しい処分が適用されます。

おわりに

改めて点呼業務のルールや重要性についてご確認いただけましたでしょうか。運行管理者が点呼を正しく行うことで違反防止だけでなく、運転手の事故の防止にもつながります。
ただし、運転者の点呼を24時間対応し続けなければならない営業所などでは、運行管理者の人員不足などにより、正しい点呼を実施し続けることが負担となっていることが現状です。

その負担を軽減する手段として、点呼システムを導入することで運行管理者の点呼業務の軽減や作業効率のアップ、更には不適切な点呼をなくすことが可能です。弊社ITキーパーは、IT点呼を利用できることはもちろん、点呼業務を総合的にサポートします。まだ点呼システムを導入していない運送事業様におかれましては、この機会にご検討いただけましたら幸いです。


【参考URL】
平成30年度自動車運送事業者の行政処分の内容分析結果 | 北陸信越運輸局
貨物自動車運送事業輸送安全規則の解釈及び運用について - 国土交通省
行政処分等の基準 - 国土交通省 地方運輸局

< 酒気帯び運転(飲酒運転)事故と罰則について
ドライバーの命を守るアルコールチェッカー(検知器)と
メンテナンスの重要性 >

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