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正しい点呼で違反を防ごう
~運送業における正しい点呼とは~

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運送業における正しい点呼とは

1.点呼の方法と正しい実施ルールについて
【対面点呼】
運転者が営業所、又は車庫の定められた場所で点呼執行者と直接立ちあい行う点呼です。運行上やむを得ない場合以外は、原則、所属の営業所、車庫で乗務前、乗務後に対面点呼を実施しなければいけません。

【電話点呼】
一泊二日や、二泊三日などに及ぶ運行により、運転者が営業所、または車庫の定められた場所で点呼が行えない(運行上やむを得ない場合)に電話等による点呼執行者と直接対話できる方法で行う点呼です。

<注意>
携帯電話や業務無線等ドライバーと直接対話できるもので行います。
電子メール、FAXなどの一方的な連絡方法は該当しません。
営業所と車庫が離れている、点呼執行者が出勤していない、などの理由は該当しません。


【IT点呼】
営業所が一定の条件を満たしている場合、国土交通大臣が定めた機器を使用して、他営業所の点呼執行者とテレビ電話のような形でお互いの顔を見ながら行う点呼です。
本来、対面によって行われる点呼をIT点呼によって他営業所の点呼執行者と点呼が実施できるため、点呼執行者の負担軽減、及び効率化を図ることができます。
IT点呼の条件について詳しくはこちら>
弊社IT点呼システム IT点呼キーパーについて詳しくはこちら>

2.点呼執行者について
運行管理者の資格を持った者、または、事業者が選任した補助者が点呼を実施しなければいけません。また、全体の点呼の回数の3分の1以上は運行管理者が行わなければいけません(月単位)。

3.点呼記録について
点呼を実施した記録(点呼簿)は点呼を実施した点呼執行者が所属する営業所、ドライバーが所属する営業所の双方に保管しておく必要があります。保管期間は1年間です。
※形式として平成30年4月より点呼記録については書面による記録・保存に代えて、電磁的方法(デジタル)による保存が行えるようになりました。

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点呼における運転者の確認事項(2020年5月時点)

点呼の記録には、確認を義務付けられているものがあり、それらの項目については必ず記録を残さなければいけません。記録漏れが判明した場合、記録の再提出を求められます。最悪の場合、罰則を受けることにもなりかねます。各点呼における義務付けられている確認事項は下記のとおりです。

【乗務前点呼】
1.点呼執行者名
2.運転者名
3.運転者の乗務に係る事業用自動車の自動車登録番号又は識別できる記号、番号等
4.点呼日時
5.点呼方法
(1)アルコール検知器の使用の有無
(2)対面でない場合は具体的方法
6. 酒気帯びの有無
7. 運転者の疫病、疲労、睡眠不足等の状況
8. 日常点検の状況
9. 指示事項
10. その他必要な事項

【中間点呼】
1.点呼執行者名
2.運転者名
3.運転者の乗務に係る事業用自動車の自動車登録番号又は識別できる記号、番号等
4.点呼日時
5.点呼方法
(1)アルコール検知器使用の有無
(2)対面でない場合は具体的方法
6.酒気帯びの有無
7.運転者の疾病、疲労、睡眠不足等の状況
8.指示事項
9.その他必要な事項

【乗務後点呼】
1.点呼執行者名
2.運転者名
3.運転者の乗務に係る事業用自動車の自動車登録番号又は識別できる記号、番号等
4.点呼日時
5.点呼方法
(1)アルコール検知器使用の有無
(2)対面でない場合は具体的方法
6.自動車、道路及び運行の状況
7.交替運転者に対する通告
8.酒気帯びの有無
9.その他必要な事項

点呼における確認項目は、時勢に合わせて変化していきます。今では当たり前になっている酒気帯びの有無の確認も法改正により追加された項目です。また、近年では平成30年6月に睡眠不足の確認が追加されました。背景には、その事項が起因した事故が多発したことが考えられます。

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