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バス・タクシー事業所
−車庫間のIT点呼が可能に−

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バス・タクシー事業でIT点呼が実施可能となった背景

これまで貨物(トラック)運送事業でしか認められていなかったIT点呼の実施が、旅客(バス・タクシー)運送事業でも認められた要因は、国土交通省の報道発表資料にある通り、ICTの活用による運行管理業務の効率化や、ドライバー・運行管理者の働き方改革を促進するためと予想されます。


この根底にあるのは、運行管理者の残業や休日出勤などの労働時間に関する課題に対し、IT点呼を導入することで労働負荷が軽減され、運送事業の働き方改革実現に大きく寄与すると考えられているからです。


最近では医療業界での遠隔診療の試験運用等が行われている様に、映像技術や通信技術といったICTはどんどん進展してきています。それにより遠隔地での点呼においても、対面で行う点呼と遜色のない点呼が実施出来る様になってきた事や、昨今の人手不足の労働市況から影響される運行管理者の確保の困難さなどといった点も、IT点呼の実施適用範囲の拡大に大きく影響しているのではないかと予測されます。

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バス・タクシー事業でのIT点呼の実施内容

◇改正の内容
バス・タクシー事業において、以下の要件にあてはまる優良な営業所であれば、届出により、事業所と当該事業所の車庫間においてIT機器を用いた点呼を行う事ができることとなる。


⑴優良な営業所の要件
・開設してから3年を経過していること
・過去3年間自らの責に帰する重大事故を発生させていないこと
・過去3年間行政処分又は警告を受けていないこと


⑵ IT機器の要件
・営業所で管理する機器であること
・カメラ、モニター等によって運行管理者等がドライバーの酒気帯びの有無、疾病、疲労等の状況を随時確認できること
・当該機器を使用した点呼において、ドライバーの酒気帯びの状況に関する測定結果を自動的に記録及び保存すること
・当該運行管理者が当該測定結果を直ちに確認できること

※営業所で管理する機器であってそのカメラ、モニター等によって運行管理者等がドライバーの酒気帯びの有無、疾病、疲労等の状況を随時確認できるもの。かつ当該機器により行おうとする点呼において、当該ドライバーの酒気帯びの状況に関する測定結果を、自動的に記録及び保存するとともに当該運行管理者等が当該測定結果を直ちに確認できるもの。


◇施行時期
平成30年に施行。


◇IT点呼の実施イメージ

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