ホーム>コラム>Gマーク認定とは ~IT点呼の導入資格を解説~
Gマークを取得するメリットとは?

Gマークを取得するメリットとは?

一定の基準値をクリアすることで認定されるGマーク制度ですが、Gマークを取得をすることでどんなメリットがあるのでしょうか?
Gマーク認定がある安全性優良事業所に対しては、国土交通省・全日本トラック協会・損保会社によるインセンティブが付与されています。(2019年4月現在)

<メリット1>違反点数の消去

原則的に違反点数の付与期間は3年となっていますが、違反点数付与後2年間の違反点数の付与がない場合、当該違反点数が消去されます。

<メリット2>IT点呼の導入

Gマークがあるのとないのとでは、IT点呼の活用範囲が変わります。活用範囲についてはのちほど詳しくご紹介します。

<メリット3>点呼の優遇

2地点間を定時で運行する場合の他事業所における点呼や、同一敷地内に所在するグループ企業間における点呼が承認されます。

<メリット4>補助条件の緩和

CNGトラック等に対する補助について、新車のみの導入に係る最低台数要件が1台に緩和(通常3台)されます。

<メリット5>安全性優良事業所表彰

安全性優良事業所のうち、連続して10年以上取得しているなど、特に高いレベルの安全性を実現していると認められた事業所は、国土交通省からの表彰を受けることができます。

<メリット6>基準緩和自動車の有効期限の延長

基準緩和自動車が適切に運行されている場合、緩和の継続認定において有効期間が最長4年間まで延長(通常2年間)されます。

<メリット7>特殊車両通行許可の有効期間の延長

特殊車両の通行許可について、一定の要件を満たす優良事業所の車両の場合、許可の有効期間が最長4年間まで延長(通常最長2年間)されます。

<メリット8>トラック協会の助成事業の優遇

都道府県トラック協会の会員事業者に対する助成事業について、予算の範囲内で次の優遇措置が受けられます。
①ドライバー等安全教育訓練促進助成制度

  • 特別研修への受講料助成金の増額(通常7割⇒全額助成)

②安全装置等導入促進助成事業

  • IT機器を活用した遠隔地で行う点呼に使用する携帯型アルコール検知器への1台につき、2分の1、上限2万円の助成

③経営診断受診促進助成事業

  • 経営診断助成金の増額(通常8万円⇒10万円)
  • 経営改善相談助成金の増額(通常2万円⇒3万円)

<メリット9>損保会社の保険料の割引

損害保険会社及び交通共済の一部では、運送保険または自動車保険等において独自の保険料割引を受けることができます。

<メリット10>交通事故が減る

安全優良事業所となるので、安全への意識が会社全体で高まります。その結果交通事故が減り、事故が減れば保険料も下がりますので、経費の削減にもつながります。

<メリット11>対外的な評価が上がる

数少ない安全優良事業所となると、荷主だけでなく消費者からの信用も高まります。
会社のイメージが良くなると、採用も人が集まりやすくなります。


レベルの高い資格とあって、取得したときのメリットは大きいですね。

GマークがあるかないかでIT点呼がどこまで使えるかが変わる

GマークがあるかないかでIT点呼がどこまで使えるかが変わる

Gマーク認定がある事業所では、事業所間、事業所車庫間、事業所遠隔地でIT点呼の導入が可能です。
Gマーク認定がない事業所がIT点呼を導入する場合には、以下の4つの条件が必要になります。

条件

  1. 運輸開始後3年経過している
  2. 過去3年間、第1当事者となる自動車事故報告規則に掲げる事故を引き起こしていない
  3. 過去3年間、点呼の実施違反に係る行政処分を受けていない
  4. 適正化実施機関の直近の巡回指導評価がD、E以外であり、点呼に関する指摘がない場合又は点呼に係る改善報告書が3か月以内に提出され改善が図られること

この条件を満たすと、Gマークがなくても事業所車庫間でIT点呼を導入することができます。
Gマーク認定がある事業所の方がIT点呼の使用範囲が広がるので、Gマーク取得をお勧めします。

IT点呼の導入ステップ

IT点呼の導入ステップ

「IT点呼を導入しよう!」と決まれば、準備に取り掛かりましょう。
導入は以下のような流れで進みます。

1. 導入準備

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2. 機器・ソフトウェア準備

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3. 事業所管轄の運輸支局へ申請

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4. 実施前準備

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5. IT点呼実施


機器に関しては何でも良いというわけではありません。
国土交通省が定めた国土交通省認定機器により実施する必要があります。


テレニシのIT点呼キーパーは、2016年から5年連続で、国土交通省が実施する事故防止対策支援推進事業「過労運転防止のための先進的な取り組みに対する支援」のうち、ITを活用した遠隔地における点呼の対象機器として認定されています。
認定には様々な条件があり、IT点呼キーパーはそれらを全てクリアした製品です。毎年助成金補助金受付の時期には、助成金補助金を使い導入していただく企業様も増えています。

まとめ

IT点呼は使用要件も広がり、導入企業が増えてきています。
ITツールを活用することで、運行管理者の労働時間の削減・点呼効率化による業務工数削減など業務効率化することが可能です。
Gマークの申請は毎年7月上旬~中旬に実施されています。
Gマークの取得と合わせ、IT点呼の導入を検討してはいかがでしょうか。


【参考URL】
2021年度 貨物自動車運送事業安全性評価事業 申請案内|全日本トラック協会
自動車:Gマーク制度(貨物自動車運送事業安全性評価事業)|国土交通省
Gマーク申請案内|全日本トラック協会
Gマーク認定によるインセンティブ|全日本トラック協会
[運行管理業務と安全]マニュアル|全日本トラック協会

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